「 家族が安心して託せる場所を作る 」
これが私たちの施設のコンセプトです。
このコンセプトはある実体験から生まれたものです。
弊社の代表取締役 中谷庄吾は３年近く、家族を自宅で介護した経験があります。
その３年間は本当に多くの苦労や、辛い日々だったそうです。
心ならずも、思いやりのない態度や、言葉を発することも何度もあったそうです。
ご家族が亡くなってから、改めて自宅介護だけが、正しい答えではなかったのではないか、と自問自答し続けたそうです。
そうした実体験から生まれたのが私たちの施設です。
入居のご相談を受けて、ご入居の壁となるのは、やはり、ご家族さまの「罪悪感」だと感じます。
大切なご両親を施設に預けなくてはならなくなった罪悪感。
最期まで頑張れなかったことの罪悪感。
自分で介護をしてあげられなかった罪悪感。
しかし、実際にご入居いただいた後、多くのご家族さまは、少しずつそのお気持ちを変えていただけます。
それは安心した表情で笑顔を浮かべるご両親さまのお顔を見ていただいた時から。
私たちがどんなに言葉を尽くしても、ご入居前にご家族さまの罪悪感を取り除いて差し上げることはできません。
しかし、ご入居いただいた後に「入居を決めてよかったのではないか？」と思っていただくことはできます。
そう思っていただけるように、私たちはいつも考え続けています。
そして、ご入居を決められたことが、大切なご両親さまへの最期の親孝行だった、といつか心からそう思っていただけるように努力を続けます。
多くの施設と同じように、私たちは良質な介護サービスを提供しています。
ただひとつ大きな違いがあるとしたら、私たちの施設は大切なご両親さまを託していただく、ご家族さまに寄り添っていることではないかと思います。
