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2024.01.11

施設を考える

認知症の家族を施設へ入所させる判断

「認知症と診断されたら、どのような段階で施設へ入所させるべきでしょうか?」

これは私たちが最もよくいただく質問です。

 

認知症と診断されても、人により事情はさまざまです。

認知症が進んでも、徘徊などの問題行動がほとんどなく、平穏な毎日を過ごされている方もいらっしゃいます。

まだ進行していないにも関わらず、徘徊や怪我、事故や事件などを起こしてしまわれるケースもあります。

 

認知症の方の場合、ご本人の年齢や認知症の進行度だけでなく、ご家族などの介護者の方が、常に見守り続けていないと安全な生活ができない場合や、認知症の進行が急速に進み始めたような場合には、入居を選択肢に入れた準備をできるだけ早く進めておくべきと考えます。

 

また、ご本人さまの安全な生活はもちろんですが、ご家族さまの心の問題もとても重要です。

 

多くのご家族さまは「施設には入れたくない」とお考えです。ご本人さまも「施設になんて絶対に入りたくない」と思われています。

そして多くの方はギリギリの状況でご入居されます。

例えば徘徊中などに事故に遭われて大怪我をされ入院。退院後に入居されることになるようなケースです。

残念ながら何か起きてから、入居せざるをえない状況になってから、ご入居を決められる方は少なくありません。

 

ではそうした状況で入居を決められたご家族は、その後、どのように思われるのでしょうか?

 

そうしたご家族さまから私たちは「今は本当に安心して毎日を過ごせるようになりました」「本人の明るい笑顔をひさしぶりに見ることができました」「認知症の進行も遅れてきたように思います」「もっと早く入所させてあげればよかった」というお言葉をいただきます。

 

施設に入所いただくことは、決して大切なご両親さまを不幸にすることではありません。

安心、安全な毎日をご本人さまにも、ご家族さまにも過ごしていたくことができます。

 

まだ早いかもしれない、でも、近い将来、その時が来てしまうかもしれない。そうお考えであれば、

そして何よりも介護されているご家族の疲れや、不安が解消されなくなってきたら、

どうぞ、その時にはお気軽に私たちにご相談ください。

 

施設とはどのような場所かを知るだけでも心の準備ができるのではないでしょうか?

 

 

 

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